インターホンを選んでみる。
ご家庭の電気工事で多く問合せをいただくのが、インターホンの交換です。
つい先日ご依頼いただいた、お得意先のものです。
施工後がコチラ。
以前の機器でも通話はできていましたが、やはり相手の顔が見えると便利ですよね。
全く知らない人だと・・・それなりに心の準備もできますし。
さて、インターホン取替えにあたり、迷うのが機種選び。
現在お使いのインターホンの設置状況と、お客様のご希望により、選択できるものが
ある程度絞られてきます。
①配線
まず、今お使いの機器の配線がどうなっているかで、すぐ取替可能か
配線工事を伴うのか変わってきます。
写真のように、2芯線式のインターホンをお使いでしたら、その配線を使用できます。
いっぽう、チャイムをお使いの場合は、何らかの配線工事が必要になると思われます。
一般的に、チャイムは壁の高い位置に取り付けられていることが多いため、少なくともモニター親機を
取り付ける場所までの配線を用意しなければなりません。
本体工事と別に配線工事費がかかります。
ただ、相手の顔だけ確認できればよいのであれば、ワイヤレスドアホンを取り付けるというのも
一つの方法です。
玄関子機には乾電池を使用します。また、写真の機種はモニター親機も充電式なので、
お好きな場所で応対できます。もちろん、取付位置を固定するタイプの親機もあります。
②モニター親機 画面の大きさ
モニター画面のサイズは大小いろいろ。写真左から3.5型、5型、7型となります。
こちらはお客様の好みもあるかと思われます。
ただワイヤレスドアホンには、5型以上のモニターとの組み合わせがありません。
(2023年現在 最大4.3型)
③モニター子機 要る?要らない?
2階や寝室にモニターがあれば、その場で応対できて便利ですよね。
現在販売されている製品では、子機を最大6台増設できるものがあります。
有線のモニターを増設できる機種もあります。
ワイヤレス子機1台付の機種に、必要な数の子機を追加する形になりますね。
④モニター・録画以外の機能 要る?要らない?
センサーカメラや火災警報器、FAXをはじめ、電気錠や宅配ボックスと連携できる機種もあります。
外出先からスマートフォンで応対できるものも発売されました。
なお、この辺りの機能を備えた機種は各メーカーでもかなり限られてきます。
以上の点をふまえてみると、絞り込みやすくなると思われます。
気になりましたら、ぜひご相談ください。